2019-03-19 第198回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
コンサルは最終報告書で、UNAC、全国農民連合が市民社会対話メカニズムに参加しなくても落胆不要、なぜなら全農民を代表しないからだとも述べております。 要するに、対話といいながら、地域社会、農民を色分けをして、一部を排除して、事業推進に都合のいい世論をつくろうとするものだった、こう思うんですね。その後、先ほどありましたように、一七年に一旦契約が中止となっております。
コンサルは最終報告書で、UNAC、全国農民連合が市民社会対話メカニズムに参加しなくても落胆不要、なぜなら全農民を代表しないからだとも述べております。 要するに、対話といいながら、地域社会、農民を色分けをして、一部を排除して、事業推進に都合のいい世論をつくろうとするものだった、こう思うんですね。その後、先ほどありましたように、一七年に一旦契約が中止となっております。
私、一昨年の当委員会でも質問いたしましたけれども、プロサバンナの現地の住民からは、小農の自立が奪われる、環境が破壊されるという声が上がって、全国農民連合、UNACや市民団体による反対のキャンペーンが行われてまいりました。
この声明は農民連合に確認されないまま出されたもので、UNACは一月の二十一日付けで声明を出しております。これによりますと、この広告に出された声明の内容は誤りだと、会合で州農民連合がこれまでと同じ立場を堅持すると表明したのに、それがこの会合の最終声明には含まれていなかった、UNACはこれまでと同様に事業に反対すると、その立場を堅持するという声明を一月に出したわけですね。
当事業に関しましては、現地最大の農民組織、UNACなどを中心に、市民社会、NGOがその反民主的プロセスなどに異を唱えて、当事業の一時停止と抜本的見直しを主張するに至っております。 大臣、確認しますが、当事業において丁寧な説明、そして民主的、適切なプロセスが不可欠であるということは変わりませんね。
○辰巳孝太郎君 それでは、大臣、この準備会合などに、最大の農民組織であるUNACなどが排除された、結果的に参加することができなかったということはお認めになりますか。
しかし、これに対してモザンビーク最大の農民組織UNACが反発をするという中で、昨年六月のTICAD5、第五回アフリカ開発会議の安倍総理主催のレセプションでは、事業の停止を求める申し入れというのが当事者から行われたということだと思うんですけれども、これは国会でも質疑がこの間もありましたが、改めて、岸田大臣、こうした声をどう受けとめておられるでしょうか。
UNACという組織は、モノカルチャー、単作の大規模農業や緑の革命ではなくて、食料主権を可能にする家族農業、特に国家計画の策定の支援を求めているわけで、小農の貧困削減のために協力するというのであれば、書簡に示されたような農民の声に応えるべきだと思うんですが、大臣、この点はどういうふうに考えられるでしょうか。
これに対してナンプーラ州市民社会グループも、そして現地の最大の農民組織であるUNACも大変、懸念というよりは、これが最大のストップしている要因であると、この書簡に対する明確な真摯ある対応、回答がない限り一切の対話には応じないというふうに現地からは言っております。 これ、なぜこの書簡に対していまだに回答がなされないんでしょうか。これは、理事長若しくは外務大臣、答弁をお願いします。
先ほどの答弁にもありましたけれども、昨年六月のTICADⅤの際に、モザンビークの全国農民連合、UNACなど二十三団体から、この事業によって農民は土地と自立した生活を奪われるとして、緊急停止を求める三か国の首脳宛ての公開書簡も手渡されております。 ODAを受け入れている国から、こういう事業は停止をしてくれと、こういう要望を直接受けたケースというのは、これまでどれぐらいあったんでしょうか。
モザンビークにおける日本、ブラジル、モザンビークの三角協力によるプロサバンナ事業、熱帯サバンナ農業開発プログラムですが、これについて、モザンビークの全国農民組合UNACから、現地農民や農民組織への説明等がなかったとの懸念が示されましたが、今回の調査を通じ、同国の農業省やJICAによりこれら当事者に対する説明会が開催されるとともに、当事者が継続的に事業の計画や実行に参加、参画できる体制を設けていくこと
これは、直接的にはモザンビークのプロサバンナ事業で、今回たまたま我々が現地へ行く前に我々もこの案件について知ることができまして、たまたま現地からUNACの関係者が我々が行く前に日本においでになって、山本先生も含めてお会いをさせていただいたこともありまして、現地でもお話を聞く機会をいただきました。
五月の末にまたUNACの代表の方が来られると聞いておりますので、東京においても担当の課長の方からきちっと御説明をさせたいと思います。 それから、援助協調についてでございますが、これは援助のリソースが非常にやっぱり限定されている中で援助の効果を最大化するためには、やはり各国が得意な分野をそれぞれ分担し合うというのは非常に大切なことだと思っております。
○津田弥太郎君 このUNAC、小さい農業に基礎を置いて当事者による地域発展を目指して取組を進めてきております極めて重要な存在でございます。私の受け止め方だと、このUNACは必ずしもプロサバンナに全面的に反対ではないというふうに私は感じました。UNACのプレジデントとも会わせていただきました。
○国務大臣(岸田文雄君) まず、基本的にこのUNACの意見、これ真摯に受け止めたいと思いますし、こうした意見に十分配慮したマスタープランの策定が重要だと考えております。 具体的にこのUNACの意見をどう取り入れるのか、ちょっとその現地の状況も確認した上で具体的に何が考えられるのか、検討していきたいと思います。
○津田弥太郎君 このモザンビークには全国農民連合、UNACという農民組織がございます。このUNACはどのような団体であり、このプロサバンナに対してどのような態度を取っているか、答弁してください。